日本EIMY研究所メンバー経歴

新妻 弘明(にいつま ひろあき) 所長・教授

新妻弘明 東北大学名誉教授。工学博士。専門はエネルギー・環境学,電気・電子計測,地下計測・探査,再生可能エネルギー一般, 地熱・温泉熱・地中熱利用,木質バイオマス利用など。昭和22年秋田県生。昭和50年東北大学大学院工学研究科電気及通信工学専攻修了。電気・電子計測,地下計測,環境計測, 地熱エネルギー利用技術,再生可能エネルギーに関する研究に従事。エネルギーの地産地消である EIMY(Energy In My Yard)の概念を2002年に提唱し,その実現のための実践的研究を,岩手県,宮城県,福島県,長野県などで行っている。 東北大学工学部教授,同大学院環境科学研究科教授,東北大学評議員,同大学院環境科学研究科長,文部科学省工学視学委員,日本地熱学会会長,国際地熱協会理事,物理探査学会理事, エネルギー・資源学会理事,資源・素材学会理事,次世代地熱開発のための貯留層計測に関する国際共同研究MTCプロジェクト代表,小谷村新エネルギービジョン策定委員会委員長, 福島県天栄村地域再生ネットワーク研究会顧問,天栄村エコミュージアム構想事業顧問,長野県小谷村地熱発電事業化検討委員会委員長,岩手県八幡平市地熱発電事業化検討委員会委員長,大崎市鳴子地域新エネルギー・ 省エネルギービジョン策定委員会委員長,塩竃市震災復興計画検討委員会副委員長,川崎−仙台薪ストーブの会会長,などを歴任。平成24年,東北大学を停年退職。現在,再生可能エネルギー国際会議国内諮問委員会 共同委員長,地中熱利用促進協会顧問,環境省東北環境パートナーシップオフィス運営評議員会会長,宮城県加美町政策アドバイザー(新エネルギーアドバイザー),地域環境学ネットワーク運営委員,宮城県再生可能エネルギー等・省エネルギー促進審議会会長などをつとめている。

論考・著作 講演予定

安田 喜憲(やすだ よしのり) 客員教授

安田喜憲 国際日本文化研究センター名誉教授。稲盛財団環境文明倫理研究センター所長。NPO法人ものづくり生命文明機構副理事長。理学博士。 専門は環境考古学,文明興亡。1972年東北大学大学院理学研究科修士課程修了,1974年同博士課程退学,1978年広島大学総合科学部助手。1988年国際日本文化研究センター助教授を経て, 1994年国際日本文化研究センター教授。その間,フンボルト大学客員教授(1996, 2002),京都大学大学院理学研究科教授(併任)(1997-1999),国際日本文化研究センター副所長(2004-2005), 稲盛財団環境文明倫理研究センター所長(2008-)などを歴任。1980年に環境考古学という新たな分野を提唱し,花粉の化石を使用して縄文文明の興亡を森林の変遷や気候変動との関係で 研究し,過去から現在を見通し未来を予測することを行う。1996年中日文化賞,2007年紫綬褒章受章, 2010年中山賞大賞受賞。平成24年国際日本文化研究所を停年退職。現在, 比較文明学会理事,地球システム倫理学会理事,Quaternary International : Editorial Board(国際誌編集委員),Vegetation History and Archaeobotany :Associate Editor (国際誌 副編集委員),Nature and Culture: Editorial Board(国際誌 編集委員),東京財団上席研究員,森林文化協会理事,損保ジャパン環境財団評議員, 若狭三方町縄文博物館運営協議会会長,NPO法人健康医療開発機構理事,NPO法人ものづくり生命文明機構副理事長,日本BS放送株式会社『BS11』放送番組審議会委員等を つとめている。

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結城 登美雄(ゆうき とみお) 客員教授

結城登美雄民俗研究家。地域づくりプロデューサ。専門は民俗学,地域づくり,人のエネルギー。昭和20年,中国東北部(旧満州)生まれ。 山形大学人文学部卒業後,広告デザイン業界に入り,広告代理店(有)タス・デザイン室を立ち上げる。1980年代後半から宮城県気仙沼市,唐桑町の地域おこしに携わる一方, 仙台市にて,地域の人々と埋もれた地域資源の発掘に取組む。この活動を通じて「地元学」を提唱,実践する。その後,地元学は,地域づくりの実践手法として, 全国的に展開されるようになる。1995年,地域づくり活動に専心するためにタス・デザイン室を解散。以降東北の中山間地域の600集落を訪ね歩き,東北地域の人,生業, 暮らしに寄り添いながら,地域づくりのプロデューサとして力を尽くす。現在は,東北のみならず全国からアドバイザー,講演講師として招請されており,その活動フィールドは 各地に広がっている。著書に,「山に暮らす 海に生きる 東北むら紀行」(1998年,無明舎出版)。「東北を歩く 小さな村の希望を旅する」(2008年,新宿書房), 「地元学からの出発」(2009年,農文協)ほか。農文協「増刊現代農業」,富士ゼロックス梶uグラフィケーション」,河北新報,朝日新聞,日本農業新聞,婦人之友社等の連載・ 寄稿多数。地元学,食の文化祭の地域づくり活動により,1998年「NHK東北ふるさと賞」,2005年「芸術選奨文部科学大臣賞受賞(芸術振興部門)」を受賞。2011年, 第61回河北文化賞を受賞。

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上坂 博亨(うえさか ひろゆき) 教授

上坂博亨 富山国際大学教授。理学博士。専門は地域エネルギー学,環境情報学,動物生理学,中小水力利用。昭和32年福井県生まれ。 1980年筑波大学第二学群生物学類卒,1987年筑波大学理学博士,富士通株式会社入社,2000年富山国際大学地域学部助教授,2003年フランス・欧亜ビジネス管理学院客員教授, 2004年から地域学部教授。2009年より子ども育成学部教授。2013年より現代社会学部教授。専門は環境情報学・地域エネルギー学。現在は富山県と北陸を中心に小水力を核とした再生可能エネルギーの 地域利用による地域社会形成に関する研究と講演活動を行っている。主たるフィールドは黒部市宇奈月温泉で,豊かな水と温泉熱さらに木質バイオマスを利用して化石燃料に 頼らないエネルギー自立型の温泉観光まちづくりを地元メンバーとともに推進している。富山県小水力利用推進協議会会長,NPO法人エコテクノロジー研究会理事, でんき宇奈月実行委員。

論考・著作 講演予定富山国際大学現代社会学部教員紹介へ

菊地 重雄(きくち しげお) 教授

菊地重雄 NPO法人川崎町の資源をいかす会理事。川崎ー仙台薪ストーブの会会長。会社顧問。専門は地域づくり,原木キノコ作り,木質バイオマス。昭和16年東京都生まれ。 1963年東北大学経済学部卒業。富士電機製造株式会社入社。海外事業部勤務となり,西ドイツのプロジェクトを担当する。1979年(株)ピーロートジャパン入社。1988年(株)ミナミインベストメント入社。西ドイツのプロジェクトを担当。3年間西ドイツの現地法人の代表を務める。1992年宮城県川崎町に移住。同年(株)庄定入社。顧問として勤務,現在にいたる。 2001年川崎町にて任意団体『川崎町の資源をいかす会』を仲間たちと設立。2007年,同会の下に『川崎ー仙台薪ストーブの会』 を設立。2008年任意団体を 特定非営利活動法人として法人登録し理事長に就任。

論考・著作 講演予定川崎町の資源をいかす会Webサイトへ

両角 和夫(もろずみ かずお) 教授

両角和夫 東北大学名誉教授。東京農業大学総合研究所教授(大学院環境共生学専攻併任)。農学博士。専門は農業経済学,農協論,農協金融論, フィールド社会技術学。昭和22年生。昭和47年北海道大学大学院農学研究科農業経済学専攻修士課程修了。同年,農林省入省。昭和55年同省農業総合研究所へ異動。 平成10年同所農業構造部長。平成11年東北大学大学院農学研究科教授(資源環境経済学専攻地域計画学分野,平成21年から先端農学研究センターフィールド社会技術分野)。 この間,環境と経済の両立する地域社会の形成という観点から,「循環型流域経済圏」の概念を打ち出し,主に岩手県陸前高田市の方々と協働で,地域資源を活用した地域社会・ 経済の振興に取り組んでいる。また,こうした考え方で平成23年の東日本大震災の復興に当たっている。日本農業経済学会副会長(平成15−16年),日本協同組合学会, 日本農業経営学会等の理事を歴任。いわて銀河系環境ネットワーク会長(平成16-23年)・顧問(平成24年),宮城県卸売審議会会長,陸前高田生命環境産業振興協議会副会長, 宮城県大衡村新エネルギー研究会座長。平成24年東北大学停年退職。現在東京農業大学教授。著書に,「農業保護の理念と現実」(今村奈良臣と共著,農文協,1989年), 「農協信用事業をめぐる二つの問題」(農政調査委員会,1994年),「農協再編と改革の課題」(編著,家の光協会,1998年),「明日の農業を担うのは誰か」(田畑,村松と共編著, 1996年),「コメのバイオ燃料化と地域振興-エネルギー,食料・環境問題」(矢部光保と共編著,2010年),「自治村落の基本構造」(齋藤仁、大鎌邦雄と共編著,農林統計出版,2015年)などがある。

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和田 清美(わだ きよみ) 教授

和田清美 和田技術士事務所所長。NPOいわて銀河系環境ネットワーク技術顧問。博士(学術・環境)。専門はエネルギー・環境学,電気工学(受変電), 施工管理(電・管・水・清),循環型社会システム,木質バイオマス。平成17年富士電機株式会社定年退職。在職中に家電品ならびに高電圧応用電気集塵機などの研究開発,環境機器・ プラントの設計施工,特別高圧受変電・非常用発電設備の設計施工,循環型社会システムの企画設計に従事。職歴に合せて技術士(衛生工学部門・廃棄物処理)・建築設備士・監理技術者 (電気・管・水道・清掃)・第一種電気主任技術者・第一種電気工事士,建築設備士の資格取得。昭和18年生。平成23年東北大学大学院環境科学研究科 環境科学専攻博士後期課程(社会人)修了。エネルギー自給による循環型地域社会システムに関する研究。EIMYの概念に基づく自然エネルギー利用自給電力網 を提案。現在,東日本大震災被災地復興支援活動に微力ながら参加中。

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星   昇(ほし しょう) 主任研究員

星昇 理学修士。専門は植物系統分類学,地域再生,農業。日本植物学会、日本植物分類学会、日本緑化工学会、福島県植物研究会会員。昭和54年, 東京都生まれ。高校時代まで埼玉県浦和市(現:さいたま市)で過ごす。東京農業大学農学部農学科卒,東京都立大学大学院理学研究科生物化学専攻修士課程修了。植物系統分類学を学ぶ。2004年より多摩市文化振興財団で植物担当の学芸員として勤務。多摩丘陵をはじめとする里山の歴史的変遷について研究する。その後庶務や音楽事業担当を経て退職。2009年より福島県天栄村湯本地域に移住し,東北大学大学院環境科学研究科産学連携研究員としてEIMY湯本プロジェクトに参加。無農薬無施肥の「湯本ホタル農法米」や切花用リンドウを栽培する傍ら,「湯本写真館」を運営し,半農半Xを実践している。

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岩崎 雄輔(いわさき ゆうすけ) 研究員

岩崎雄輔会津若松ザベリオ学園中学・高等学校教諭。教育学修士。専門は動物生態学,環境教育。昭和55年,郡山市生まれ。東京農業大学農学部卒。 福島大学教育学研究科修了,教育学修士。専門は滑空性哺乳類(ムササビ・ニホンモモンガ)の研究。日本哺乳類学会会員。リス・ムササビネットワーク会員。コウモリの会会員。 2006年から福島県天栄村湯本の活動に関わり始め,地元の自然を紹介した展示会や観察会の講師(ムササビ,野鳥,ホタル,冬虫夏草など)をおこなっている。2009年からは毎年, 天栄村湯本の伝統的なウサギ猟をヒントにしたイベント「ウサギ追い」を実施している。最近では,ハクビシンやイノシシによる獣害の対策を住民や行政と連携して進めている。 最近の学会発表に,Sympatric distribution of Petaurista leucogenys and Pteromys momonga in Fukushima Prefecture (6th International Colloquium on Arboreal Squirrels in Kyoto) がある。

論考・著作 活動予定リス・ムササビネットワークWebサイトへ

星 あき子(ほし あきこ) 研究員

星あき子 専門は農業,地域再生。昭和33年,福島県西白河郡大信村(現:白河市)生まれ。高校卒業後,看護学校へ進学し,埼玉県や神奈川県で 准看護師として病院に勤務する。その後調理師免許を取得。ゴルフのプロ試験を受けるも合格ならず,福島県天栄村湯本のゴルフ場に勤務し,結婚。湯本に定住する。2009年より 東北大学大学院環境科学研究科新妻研究室の湯本分室において技術補佐員としてEIMY湯本プロジェクトに参加。主に湯本の郷土料理について調査し,現在, 古民家と郷土料理を活用した農家レストランを運営すべく活動している。著書に『湯本エコミュージアムブックレット2 湯本の郷土料理』(2012,EIMY 湯本地域協議会)がある。

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星 美喜雄(ほし みきお) 研究員

星美喜雄 福島県天栄村湯本地域在住。専門は農業,地域再生。昭和30年,福島県南会津郡只見町生まれ。第一種電気工事士,消防設備士等の資格を有し, 長年電気設備関係の会社に勤務。電気の配線工事やさまざまな機械の整備を得意とし,地域の「便利屋」として人望が厚い。2009年より東北大学大学院環境科学研究科新妻研究室の湯本分室において技術補佐員としてEIMY湯本プロジェクトに参加。主に地域の技術を伝承し,なりわいに結び付ける「匠の会」の組織づくりに関わる。現在は天栄村役場の臨時職員として勤務する傍ら,EIMY湯本地域協議会の活動に参加している。

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